静かだけど情緒を感じる街、クロアチアの首都ザグレブへ!

クロアチアと聞いて思い浮かべる場所といえば、赤い屋根が立ち並ぶ世界遺産の町、「ドゥブロヴニク」や自然あふれる「プリトヴィツェ国立公園」などが有名ですが、「ザグレブ」という場所は聞いたことがありますか?聞きなれない名前かもしれませんが、実はクロアチアの首都がこの「ザグレブ」です。私も旅をするまで正直そんなに知らない街でした。

今回はそんな隠れた?クロアチアの街、「ザグレブ」での滞在を振り返ります。

■ザグレブとは

前述した通り、「ザグレブ」はクロアチアの首都です。隠れた?クロアチアの街、と書きましたが、実は全然隠れた街じゃなかったです。ちゃんと首都としての機能も規模も、そして見どころもある街です。

「ザグレブ」は東ヨーロッパとアドリア海の物流や交通をつなぐ街で、クロアチア経済のまぎれもなく中心地です。あんまり観光のイメージがないので、私は知らなかったようです。観光という部分では比較的コンパクトな街なので、観光スポットと言われる場所は歩いて回れちゃうくらいの規模感です。

■バスにて到着!

調べたところによると、飛行機では日本からの直行便はおそらくないようで、ヨーロッパ経由での入国がメイン。あとは私のように近隣国からはバスでの入国ができます。

モンテネグロのコトルから移動してきた私は長距離バスでザグレブへと向かいました。ドゥブロヴニクのバスステーションから9時間くらいでザグレブまで行きます。金額は忘れちゃいましたが、ネットで調べた情報によると35ユーロほど。バス旅は道が舗装されている場所を通るので快適でした。

 

伝統的な行事?

ザグレブの街はトランジット滞在なので1日のみの滞在。宿に荷物を置いてすぐに街へ散策に出かけました。ザグレブは首都だからか、街の中心部にはタウンWifiが飛んでいて、街中でもwifiがつなげました。これはバックパッカーやツーリストには大変ありがたいですね。クロアチアまでくると、東ヨーロッパの中でも少し発展している雰囲気も感じます。

歩いていると、何やら変わった服装の人たちが。おそらく伝統的な衣装なのかな?そういえばこの日は日曜日だったので何かのイベントだったのかもしれません。

兵隊のような格好をした人たちもたくさん歩いてきました。と思ったら道の真ん中で止まって何やら式典のようなものが始まりました。他所からきた私にとっては何をやっているのかはさっぱり分かりませんが、観光客だけでなく地元の人たちも集まってスマホを向けたりしていたので、日常的なことではないのでしょう。かっこよかったです。

街の広場に向かってみるとなんだか慌ただしい雰囲気。何かの準備をしているようです。これもこの時は気づかなかったのですが、週末限定のマーケットのようです。

屋台の用意や雑貨などを並べて準備していました。どうやら夕方以降に開催されるそうです。暗くなったらまた戻ってくることにします。楽しみですね!

時間ができたのでバスターミナルに戻ります。次の目的地はヴェネチアなのでヴェネチア行きのバスチケットを買いに向かいます。チケットは無事に買えました。金額は22ユーロ。よくわからないけど調べていた相場が25〜35ユーロだったので、思ってたよりもかなり安く手に入りました!ラッキー!

少し宿に戻ってゆっくり過ごします。ちなみにザグレブでの宿はHostel bureau。トイレやシャワールーム、部屋もきれいな素敵な宿でした。私が泊まった時は18ユーロくらいで泊まれました。調べたら今もあるようですが料金はだいぶ値上がっているみたいですね。→ Hostel bureau

夜になっていざお祭りへ!

暗くなってきたので再び街に繰り出します。なんだか昼間よりも賑やかになっているようです。広場はマーケットに加えて中心ではパフォーマンスが行われていました。お祭り感満載です!

写真は夜なのでかなりブレブレです。大きな旗を振ったり太鼓を叩いたりと、昼間に見た軍服のような服装を着た人たちがいろんなパフォーマンスを披露していました。もしかしたらこの日は軍隊とか戦争か何かの記念日だったのかな?

とにかく、ふらっと立ち寄ったザグレブでしたが、たまたま日曜日で催しがあったのもありますが、ノープランでも楽しめる街でした。ちなみに一番ザグレブを楽しめたのはこちらのご飯でした。ザグレブ風カツレツ!日本でも作ろうと決めた、最高の味でした!

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