コルカタ発バラナシ行きの列車へ。笑顔の素敵な少女との出会い。

コルカタ駅

バラナシへ向かう

コルカタの街はデリーとは違う雰囲気で賑わっていましたが、やはりインドだな、という印象を与えてくれました。

インドのコルカタのマザーハウス

インドのコルカタに潜入!!

次の目的地である”バラナシ”に向かうために、僕たちは駅へと向かいます。駅の名前はハウラー駅。宿のサンタナがあるコルカタの中心地からバスかリキシャかタクシーで行けます。駅はこんな感じです。

コルカタ駅

カオスなコルカタ駅

僕たちが着いたのは夕方の18時くらい。多分人もピークに時間だったのか、インド人でごった返しています。ぐちゃぐちゃすぎてわけわからん。

夕飯がまだだったので次にいつ食べられるか分からないから食事を取ります。ささっと食べて列車を待っていました。僕たちの電車は20時発。食事を済ませて時間は19時前くらい。あとは列車が来るのを待ちます。

ただ、ここからが長いんです。インドの電車は遅れることで有名ですが、一体どれくらい遅れると思いますか?日本の感覚の遅延ってまあ本当に長くても1時間くらいですよね?日本の場合はそもそも遅延なんてほとんどしないのですが、、、

インドの電車はそもそも定刻の時間に出発することは99%ないです。30分以上遅れるのが普通、平均が1時間から2時間、長くて5時間くらい遅れるらしいです。おそろしい。

インド列車

案の定、僕たちが乗る予定だった電車も遅れるらしきアナウンスが流れたので、やっぱりそうか、と思いながら気長に待ちます。なんせぼくらは時間だけはたっぷりあるバックパッカーですから。笑

待つといっても僕たちはwifiがなければスマホを使うこともできないので、ひたすらおしゃべり。マサルさんとインドについてや今まで行った国の話をしたりダラダラと過ごしていました。

突如現れた少女

すると、1人の女の子が僕たちのところへやってきました。いわゆる"パクシーシ"、物乞いです。観光客やぼくたちみたいな旅人のところに来て何かください、と目で訴えてきます。インドではこういう人たちが当たり前のようにめちゃくちゃいて、ぼくたちも見慣れてきました。

いくつかのタイプがいて、本当に「お願いします!!助けてください!」っていうタイプや「ちょっと何か欲しいです。。」っていうライトなタイプ、はたまた、「日本人ならお金あるでしょ!ちょうだいよ!!」みたいなめちゃくちゃ強気なタイプ。この子は2番目のタイプかな?何か欲しいなー、みたいなねだりタイプ。

インドの少女

大体、情に訴えるために子どもがパクシーシをします。子どもが来たらかわいそうって思いますもんね。

ただ、僕たちの中でインドに来てからなんとなくルールがあって、何もせずに物乞いしてくる人に対してはどんなに苦しそうでも与えない、と決めていました。これは、一緒にネパールから旅をしているマサルさんと話していて出てきたことで、何もせずになにかもらえてしまったら、今後この人たちはずっと何もしないでもらい続けてしまうんじゃないか、という考えから来ています。

ぼくたち人間はどこにいても仕事なり何か誰かの役に立つことでお金や物をもらっています。それを放棄してしまったらなにかをもらうことはできないです。この人たちは僕たちとは生まれてきた環境も全然違うけど、それでもその環境から脱するために努力しないといつまでもそのままです。何かを与えて初めて何かをもらえる、それを知らない限り根本的な解決にはならない、と思っています。なので、何かなんでもいいから僕たちに何かを与えてくれたらあげようと決めていました。

インドの少女

ただ、ぼくたちはヒンディー語が喋れないのでこの子にそれを伝えることはできません。日本語で何かしてくれたらいいよ、と声をかけていました。

おそらく彼女は理解していないのですが、ニコニコしながらモジモジしています。といっても子どもなので、僕たちはちょっかいを出したりしながら遊んでいました。そのうちお互いに楽しくなってきて気づいたら仲良くなっていました。

少女からもらったもの

インドの少女

インドの少女

言葉が通じず名前も聞けなかったけど、この時間で僕たちはとても楽しい時間を共有できました。最初はこの子も損得勘定だったのかもしれないけど気づいたら一緒にふざけてじゃれあって遊んで。。。

インドの少女

この子のおかげで僕らが電車を待っている時間もあっという間に過ぎていきました。ぼくたちは列車を待つ間に”こども遊び”という体験を彼女からもらったんです。

ぼくは、この子からこの”体験”を確かに彼女からもらったので、それに見合ったものをあげることにしました。売店に行き、好きなものをいくつか一緒に買ってあげました。彼女は嬉しそうに家族のところに戻っていき、その家族も笑顔になっていました。そしてこちらに気づいたのか小さく会釈をしました。

なんだかとてもほっこりした気持ちとなんだか分からない満足感にぼくは満たされ、電車へと向かいました。ただ、物をあげるよりよっぽど良いことをしたような、僕の中ではそう感じていました。

これが僕のインド旅の強烈に心動いた夜のワンシーンとなりました。名前の分からない小さなお姉さん、ありがとう!

少女との友情

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